人の本当のしあわせ

「後悔なく、毎日生きられていたなぁ」と
心穏やかに過ごしています。

1999年に指定難病になり
先行き不透明な治らない病気と痛みを抱えて
家の中だけの引きこもり生活。
今までの毎日を「後悔だらけ」だと悔やみ
14年間過ごしてきました。

難病が初めて寛解になったのは2015年ごろ。

外に少しずつ出られるようになり
食事も色々食べられるようになりました。
青い空を見上げて、陽を浴び、風に当たることが、
涙が出るほど嬉しいことで幸せでした。

私は背中に羽が生えたように
嘘のように元気になり国内外を飛び回りました。

たのしかったぁ。

夢でも見ているんじゃないか?て思いました。


回復の奇跡が話題となり
いろんな仕事が舞い込み、それらをこなしていっていたある日、2018年。
私は初めて病気を再発させました。

好きなだけ毎日飛び回り
「楽しい」を追い求めて生きていたはずなのに「後悔」が少しありました。

その後悔とは
「仕事だけでなく、
仕事ついでに美味しいもの食べる。
仕事ついでに会いたい人に会う。
もっと遊べば良かった」と強く思いました。

そして2019年に再び症状を寛解に導き
元気に過ごし、今回久々の再燃。

こうなることは分かっていての無理を
自ら選んでいました。
「まったく後悔はありません」


仕事ついでに、美味しいものを食べ
仕事の合間に、会いたい人にも会っていたから。
心穏やかです。
楽しかったなぁとしか思いません。


たとえ、このまま
あの14年間のように外に出られなくなったとしても
この場に居て
自分もしあわせに過ごしながら
周りに幸せを届けられる形を
しっかり見つけられたなぁと感じています。
いつまでも発信を続けられるなぁと思っています。


「人の幸せ」は、とてもシンプルなようです。

我や欲のせいで、
すぐに争ったり、見栄をはったり、
どーでも良いプライドを守るために
幸せから遠のいてしまうけれど

きっと、
眠ることができて
おいしいご飯を食べることができて
楽しく動植物との触れ合いがあれば幸せです。

それらが本当は「あたりまえ」じゃないことに
しっかり気づかせてもらえました。

今まで生きてきた中で
中身も、見た目も、なにもかもが
一番そのまんまの自分で過ごせています☺️

 

Yutanの森 

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