30年前の箱が開いた 愛しのペットとの話
30年前に飼っていた
子リスのナッツと
東京で再開する出来事がありました。
スピリチュアルな話ではなく
不思議だけれど
あたたかいお話です。
大切な人や
愛するペットを亡くされたご経験があれば
是非読んでみてください^_^
ちょうど今から30年前。
わたしは小学5年生でした。
学校で友達から、珍しいものだよ!と
「富士山の石」をもらいました。
嬉しいなぁ♫と思って持ち帰った その日の晩
わたしは
飼っていたリスのナッツを
踏んづけてしまい
死なせてしまった事があります。
子リスのナッツは私によく懐いており
カゴから出すと
私の元に走ってきて
あっという間に肩に よじのぼり、
いつも私の頭の上に乗っていました(^^)
とっても可愛くて
私はナッツが大好きでした。
でもその日
わたしはカゴからナッツが
出ていることを知らず
風呂から上がって歩いていた私に
走って飛びつこうとしていたナッツを
死なせてしまいました。
あの日の足裏の感触も
転がるように走って
口から血を流して即死したナッツを
私は今もよく覚えています。
そして、その時
「あなたが富士山の石なんか貰って帰るから、
こんな事になるんよ」
…と家族に言われた言葉が
40歳になった今でも、
自分の中に残ったままでした。
そんなトラウマがあるので
私は「石は悪」「石は恐ろしいもの」と
強く思っていました
ところが去年オアフ島で
頭の中に「オアフ島の石がほしい」と
文字が降ってくる体験をしました
そんな事を思ってしまうなんて
自分が信じられなかったのですが
直感。腹からの声。
それを信じている私は
オアフ島で石を探して持ち帰ろうと
思いました。
その瞬間!!!
目の前でお茶をしていた
オアフ島在住のえみちゃんが
「ゆうたん。これ開いてくれるよ」
…と、私に水晶の原石かな?
石を手渡してくれたんです。
「石がほしい」と思った瞬間
すぐに「石が手の中に」
…その体験にも驚いたのですが
この時
えみちゃんの言った
「ゆうたん。これ開いてくれるよ。」が
印象的でした。
わたしは「わたしの心が開くのか」
と思い、その石を日本に持ち帰り
宝物にして大切にしていました。
そして「えみ」という名前は
私の亡くなった大切な友人と同じ名前でも
ありました。
・
・
・
そして、、、1年後。
先日の東京での「エピファニー展」の際
急にやってきた台風で
井の頭線だけ運転見合わせ!!
休廊にせざるえなくなりました。
とはいえ、晴れているので
ホテル近くを散策しながら
3年前初めて一人で東京に行って見つけた
お気に入りの場所、
「バラ色の帽子」という店に行きました
ここでわたしは
30年前に亡くなったナッツに出会うことに
なります。
魔法使いが住んでいるような
夢がいっぱいの不思議な店内に
可愛らしい帽子が並んでいます。
店主のまささんと、色んな話をしていると
まささんは奥の方から
「あなたのために作っていた気がする」
…と、ベレー帽の上に
編まれた小さな動物がついた帽子を
いくつか出してくれました
そして、そのうちの一つだけ
なぜか水玉の布が縫われており
他のベレー帽とは違いました
そのベレー帽が一番私に似合っていたので
それを頂くことにしました。
そのてっぺんにはリスが付いています。
すると、まささんが続けました。
「この子たち、
30年間も、箱の中にしまわれてたの。
かわいそうでしょ。だから出してあげたの^ – ^」
30年間…。
30年前に亡くなったナッツが
私の頭のてっぺんに乗っている事を
思い出しました。
ナッツが
「おねえちゃん。
ようやく自分らしく生きられるように
なったね!」
…と帰ってきてくれたと感じました。
そしてオアフ島で石を渡される時
えみちゃんが言った
「石が開いてくれるよ」
私の心も開いたけれど
30年ナッツが閉じ込められていた
「箱を開いてくれるよ」
…だったのか!と思いました。
ちょうど、リスの絵柄がついた
お菓子の箱を
初日のエピファニー展で
いつも応援くださるかえこさんが
「ゆうたんは、これだと思って!」と
持ってきてくれた事も重なり
…しかも
箱から飛び出すよ!のような
合図のようなリスの絵柄
わたしは、
この帽子の上に乗っかった
わたしの頭の上にいるリスちゃんを
「ナッツ」と名付けました。
きっとナッツに間違いないから(^^)
これからは、
昔みたいに頭によじのぼってくるナッツと
いろんな景色を
ナッツと一緒に見ようと思います。
きっと、
家族やペットと悲しい別れをしても
「物も生きている」
「物は集めるものでもないし、
飾るものでもなくて、
ちゃんと大切に使う」
「断捨離なんて
悲しい事なんだということ」
これらを
本気で思えるようになった時
ナッツのように
姿形を変えて、再会する事もあるんだと
思いました。
ナッツありがとう
また会えたね
ゆうたん
ゆうたんと、まささん
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