死ぬ覚悟
脳神経外科に行きました。
結果、脳にも骨にも異常はありませんでした。
疲労と、アレルギーによる血管の炎症とむくみ。
先日。
出先のホテルで迎えた朝。
メイクをしていると
無かったはずの血管がおでこに浮き出ていて
「あれ?」と思いました。
そこから一瞬にして
3週間前から頭頂部がブヨブヨと腫れていること
年明けから目がかすむこと
「わたし、脳に動脈瘤とか腫瘍できてるかも」
…と頭をよぎり
通院中の主治医にも
血液検査の結果、脳卒中に気をつけろと
言われたところだし
祖父は脳腫瘍で亡くなってるし
…と思い
とりあえず当日の予定を切り上げ
今週の予定は全てキャンセルし
大きな仕事は検査結果が出てから連絡しようと決め
家族にも連絡
「おはよ。ママ、どしたん?」
の娘からのラインに、
こんな言葉を送る自分に出会いました
『ママ、〇〇の病気の可能性がある。
もしママが今死んだら、
ママの本をしっかり読んで
楽しい人生おくるんやで。
ママの姿は見えなくても
いつも、
mugiとkikiとmireと
ずーっとおるから
何があっでも大丈夫やで
守ってるからな』
慌てることもなく、冷静に、
伝えたい言葉がシンプルに出た時
私は何年も前に大病で苦しんだ時に
死ぬ覚悟が出来てたんやなぁ…て
思いました。
不安や戸惑いや動揺や絶望、そして後悔は
前にうんと味わってきました。
今回ありませんでした。
ただ、どう整理していけば
「周りへの迷惑を最小限に抑えられるか」くらいでした。
私は、持ち物も、死に支度ができているほど整理できています。
娘たちに手渡したいものは、もう渡しています。
出会う方すべてに
勘違いされてもいいから
「ありがとう」「大好き」「嬉しい」「楽しい」
「遊ぼう」「また会いたい」「素敵!」…
普段から素直に今の気持ちを伝えるようにしています。
「もうちょっと生きて遊びたかったな」とは少し思ったけれど
帰り際に死んでも全く後悔無い!と思いました。
元気になって6年。
思いきり生きたし
思いきり遊んだし
思いきり食べたし
思いきり笑ったし
思いきり伝えたいことは伝えてきたし
思いきり素直に生きたから
これで亡くなるのなら
これが私の寿命ってことだ、、て思えました。
でも、多分阿弥陀さんは
そんな私だから
まだ死なせたりせずに
手となり足となり周りのために働いてね!て
思ってるはず…とも思いました。
歩ける、遊べる、笑える、食べられる、眠れる、抱き合える、喧嘩できる、さぼれる、、、
そんな色々なことが、ほんまに幸せなことやなと
やっぱりめっちゃ思うのです。
今日もすこやかな一日です。
みなさまにとっても大切な毎日。
ゆうたん
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